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TREND COLOR 窓周りをグレードアップするトレンドカラー

011 窓廻りをグレードアップする 春夏のトレンドカラー

毎年好評の、日本流行色協会「JAFCA」が提案するトレンドカラー。
今回は、この春夏のおすすめのカラーをご紹介します。

JAFCAとは?

  • 2018年秋冬 カラーテーマ
  • Athlete
  • Neutralize
  • Primitech

2018年春夏のテーマ 「Exaltation/Serenity 高揚と静穏」

写真とトレンド情報提供は、
一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)。
http://www.jafca.org/

2020年に向けて、デザインはエモーショナルになるといわれています。技術の先進性や機能性よりも、人の情感に訴えかけるデザインが求められるということでしょう。そんななか、2018年から2019年は、心身を高揚させる効果がある色調と、その逆の心身を鎮静させる効果がある色調との「鎮静効果」に注目が集まっています。

高揚と静穏を表す色調

従来の考え方が通用しない時代において、強くてある種破壊的な「感情を高揚させてくれる」色使いは、現状の枠組みを組み替えていくためのパワーになります。高明度低彩度色と、懐かしさを感じさせる色調、質感表現に注目です。

「自分自身」に戻る色

白から黒の無彩色ではなく、神経や細胞に爽やかな、心地よさをもたらす色調や、透明感、素材の柔らかさ、手のぬくもりを感じさせる表現が求められます。

JAFCAディレクターが語る! 「2018年の色」

「Visionary Mint」(系統色名 ビジョナリーミント)
リーディングレッドLeading Red
Visionaryは「将来を見通した、想像力のある」を意味します。ビジョナリーミントは、新しいテクノロジーを駆使し、新しい価値観で20世紀型とは違った新しい世界を生み出す時代を象徴する色です。爽やかなミントを思わせるビジョナリーミントは、透明感や軽やかさを求める時代の気分を反映した、想像力にあふれた展望を期待させるカラーです。

リーディングレッドLeading Red
リーディングレッドLeading Red

温かみのあるブラウン、レッドに注目

科学技術の目覚ましい進化を実感する今、その対極にあるアナログ時代の懐かしさや人の温もりを感じさせるものに、引き続き注目が集まっています。ブラウン系やイエロー系は、温かみがあり居心地のよさを感じさせる最も重要な色。さらに、深みのあるレッドやオレンジも手工芸品などをイメージさせ、歴史や文化を感じさせる色として注目されます。エスニックなムードの色でもありますが、土臭さを抜いた表現がポイントになります。

メタリックカラー

色だけでなく、素材の表面感、質感に注目する傾向はより強まっており、なかでもメタリック素材が引き続き注目されます。ゴールドも表現が多彩で、艶を抑えたものやアンティーク調、微妙に色みの入ったものが多くみられます。その他、カッパーや真鍮なども注目したい素材です。最近の大型冷蔵庫では、ミラー(鏡面)素材も人気を得ています。
インテリア空間においては、マット・パール(艶消しのパール光沢)、シルバー、ゴールド、カッパーではミラー調かマットで、他、カラーメタリックのアクセントが必須になるでしょう。

透明感のある光のようなカラー

ファッションではこの春夏、透明感のあるペールカラー、パステルカラーが注目されています。色みは、ピンクやイエロー、ラベンダー、ミントグリーンなど多彩なものが見られますが、甘すぎずクールな感覚のものが新鮮です。白や明るいグレー、あるいはシルバーなどと合わせて、明るい光のようなイメージで使います。インテリアでも、ペールカラーの毛足のある素材にミラー調などの金属パーツを合わせたデザインが注目されます。

大澤かほる
一般社団法人日本流行色協会 カラークリエイティブディレクター。
東京造形大学彫刻科を卒業後、求人広告営業、彫刻家助手、市場調査分析を経て、現職。カラートレンド予測と分析、カラー戦略策定、色彩教育、執筆と「色事すべておまかせ!」をモットーに日夜色彩関連の仕事に励む。インターカラー日本代表。

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